WiMaxが遅くなってしまう原因、解決方法について
WiMaxをご利用中の方や、これから利用を考えている方に向けてWiMaxの通信制限の条件や通信障害について紹介していきます。また、WiMaxを導入するメリットやデメリットについても紹介していきますので、これから導入を考えている方は参考材料としてご活用ください。
①WiMaxが遅い原因について
速度制限の理由は、公式サイトによると3つあります。まず一つ目はネットワークが混雑するのを避けるための速度制限です。直近の3日間に10GB以上の利用があると速度制限がかかります。二つ目はLETオプションの対応機種のハイスピードプラスエリアモードで、月間7GBを超えてしまう場合です。三つ目は「UQFlatツープラス」を契約している方が、その月の「WiMax2+」、「au 4G LET」の通信の合計が7GB を超えてしまう場合に制限がかかります。例外として「auスマートバリューmine」に加入をしている月に関しては、三つ目の制限にはかかりません。これらの原因以外にも通信障害による場合があります。公式サイトに情報が公開されていますので確認してみてください。
②遅い通信速度の解決方法とは
ネットワークの混雑を回避するための通信速度の制限については、直近に10GBを超えてしまった日の、翌日の夕方6時頃から夜中の2時頃までが通信速度が制限される時間帯です。また、2時よりも前から接続を続けていると、最大で朝6時まで速度制限が続行されてしまう可能性があります。その場合は一度接続をし直すことで解決が可能です。速度制限はその月の間ずっと続くものではありません。通信制限をできる限り抑えるためには、動画などを高画質で長時間閲覧したり、オンラインゲームなどを長時間プレイしたりなど、データ通信を多く使う利用の仕方を減らす工夫が必要となります。
③WiMaxを導入するメリット、デメリット
WiMaxを利用するメリットは、完全定額制でWifiルーターが使い放題なところにあります。通常プランと上限がない使い放題のプランがあり、通常プランでは月間7GBまで使うことが可能です。自分の利用環境にあわせて通常か使い放題かを選ぶと良いでしょう。反対にデメリットは、速度制限があるというところです。3日間で10GB以上のデータを使うことが多い方は、速度制限がかかってしまうのであまりおすすめではありません。家でも外でもそこまでデータは使わないけれど、持ち運ぶことができるWifiルーターが欲しいという方にWiMaxは向いていると言えます。
まとめ
WiMaxの速度が遅くなってしまう原因は、ネットワーク回線の混雑を回避するために直近3日間で10GBを超えるデータ通信をした方に、速度制限がかかることが主な要因であることがわかりました。その他にも、月間の上限を超えてしまったり、通信障害が原因で速度が遅くなってしまうこともあります。そのため、3日間で10GBを超えるようなデータ通信を頻繁に行なっている方には、WiMaxのルーターはあまり向いているとは言えません。WiMaxのルーターが向いているのは、通信速度がかかるほどデータ通信を行なうことがない方で、屋内や屋外の両方で持ち運ぶことのできるWifiルーターが欲しいとお考えの方です。ご興味のある方は公式サイトにルーターの詳しい情報が掲載されていますので、一度検討してみてください。